ワーキングメモリのしくみ

20150522 sishida

\begin{abstract}
ワーキングメモリは,情報を意識的に保持しつつ,その情報を処理するシステムであり,このメカニズムの解明が現在盛んに行われている.ワーキングメモリはモデル化されており,情報を貯蔵するサブシステムと,それを制御する中央実行系からなる.また,脳における中央実行系の注意制御の機能は前部帯状回,背外側前頭前野によって行われている.ワーキングメモリは教育的場面において応用されており,一人一人の認知的特性を把握することが学習障害児の学力の改善につながる.

ワーキングメモリ, 音韻ループ, 視空間スケッチパッド, エピソードバッファv中央実行系, 貯蔵, 注意制御

携帯電話における変調方式

20150522 sikeda

時代とともに携帯電話は進化を遂げ,今では1 人1 台は当たり前に持っている便利なツールとなって
いる.携帯電話の進化には様々な技術が関わっており,そのなかに変調方式とアクセス方式がある.
変調方式は元々無線通信に使われていた技術で,一度により多くの情報を送信するためアナログ方式
からデジタル方式へと変化してきた.アクセス方式は時間や周波数を分割することで,増加する情報
量を処理できるようになってきている.周波数帯域などの限られた環境の中で増加する情報量を処理
し,効率よく高速に通信できるように日々進化してきている.2020 年のオリンピックパラリンピック
に向けてさらに増加すると想定される情報量を処理できる新しい技術が期待される.

リハビリテーションのためのICT

20150522 shimoda

少子高齢化に伴い,人の手によるリハビリテーション提供の限界が課題となっている.その中で,
HAL(Hybred Assistive Limb) は表面筋電位を用いて運動推定を行い装着者をアシストする. 現在は
下肢タイプや単関節用タイプ,腰タイプも開発され,HAL を用いたリハビリテーションの負担削減
を可能にした.今後は,医療機器として承認されたことによる,医療現場と福祉現場両方での利用拡
大が期待され,リハビリテーションにおいて重量な役割をになっていくと考えられる.
キーワード: リハビリテーション, 介護ロボット, HAL(Hybrid Assistive Limb), ハイブリッドメカニズム, サイバニック随意制御, サイバニック自律制御

感情と情動のしくみ

20150522 sfujii

情動は生物が誕生したときから存在し,ヒトへと進化する過程で高度な感情へと進化した.情動とは
ヒトを含めた動物が持ち,身体的な変化が現れた状態である.感情とはヒトのみが持ち,心理的な変
化が意識的に現れた状態である.情動は大脳辺縁系の扁桃体が中枢となり表出される.代表的な情動
には快,不快があり,快では中脳ドーパミン系,不快では扁桃体が主に関係している.この快,不快
のしくみの解明によって,うつ病や認知症の解決につながる.