遺伝的プログラミングを用いたエッジ検出のための低次特徴抽出

Low-Level Feature Extraction for Edge Detection Using Genetic Programming
IEEE Transactions on Cybernetics, Vol. 44.8, pp. 1459-1472, 2014
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エッジ検出は代表的なタスクである.従来はmoving window 手法が用いられるが,エッジ検出における窓サイズは,位置精度とノイズ除去とのトレードオフの関係である.識別されたピクセルの近傍を探索して新しいエッジ検出器を構成するための自動技術は,異なるタスクを満たすために魅力的である.本論文では,自然な画像中のエッジを検出するための低次主観的エッジ検出器を新たに構築するために,ピクセルを自動的に探索する遺伝的プログラミング(GP)システムを提案する.また,GP によるエッジ検出器によって選択されたピクセルを分析する.自動的にピクセルを探索することにより,大きな窓からエッジをぼかす問題や小さな窓からのノイズの影響を避けることが可能である.線形および二次フィルタは,これらのGP によるエッジ検出器において高頻度で発生するピクセルから構築される.実験結果は,提案されたGP によるシステムが良い性能であることを示している.GP によって選択されたピクセルと固定ウィンドウ内のすべてのピクセルとを比較すると,GP によって選択されたピクセルの集合はコンパクトであるが,良好なエッジ検出器を構築するのに十分であることを示す.