Kanizsa Figure Formationに独立して寄与する面のフィリングインと輪郭の補間

Surface Filling-In and Contour Interpolation Contribute Independently to Kanizsa Figure Formation
S. Chen, S. Glasauer, H.J. Muller and M. Conci
Journal of Experimental Psychology: Human Perception and Performance, vol. 44, no. 9, p.1399, 2018

本実験は,物体の統合のメカニズムを探るために,主観的輪郭および表面の完成が標的プローブの局在化の感度をどのように調節するかを調べた.被験者は,簡単に提示されたドットプローブが,主観的なKanizsa型の図形の変形を形成するためにグループ分けされた誘導要素によって画定された領域の内側または外側に位置するかどうかを判定した.得られた心理測定機能から,被験者の弁別閾値を感度測定値として決定した.実験1は,所定の構成によって与えられた表面および輪郭の補完度によって,感度が系統的に調節されることを示した.実験2および3は,明確に定義された境界輪郭を有さない遮蔽された物体を誘導する刺激変形を提示し,これは表面変動に対する相対感度増加を独自に生じさせた.実験4および5は,これらの性能変調が,重要な局所誘導器間の可変距離または遮蔽された輪郭の処理におけるコストに起因するものではないことを除外するために実施された.まとめると,これらの結果は,表面のフィリングインおよび輪郭補間を独立して行うフィードフォワード処理およびこれらの出力を完全な全体の図形に統合するフィードバックループによって補完がインスタンス化されるオブジェクト統合のモデルをサポートする表面と輪郭処理の間の分離の証拠を提供した.