機能的近赤外分光法(fNIRS)における信号処理: 方法論的差異は異なる統計的結果をもたらす

Imaging Brain Function with Functional Near-Infrared Spectroscopy in Unconstrained Environments
J.B.Balardin, G.A.Zimeo Morais, R.A.Furucho, L.Trambaiolli, P.Vanzella, C.Biazoli Jr and J.R.Sato Frontiers in human neuroscience, vol.11, p.258, 2017

自然な実験下で運動と認知プロセスの神経相関を評価することは, 伝統的な脳イメージング技術の動きに制約があるため挑戦的である. 機能的近赤外分光法(fNIRS)のようなモーションアーチファクトにあまり敏感ではない携帯技術の最近の出現は, 自由に動く被験者の脳機能の研究を可能にした. 本稿では, 制約のない環境における認知および運動プロセスの神経相関の評価におけるfNIRSの可能性を調べる一連の概念実証実験について説明する. 私たちは, スポーツ(卓球)を練習すること, 楽器(ピアノやバイオリン)を一人または二人で演奏すること, および毎日の活動を何時間も行うこと(すなわち連続的な監視)の実例となる応用を示す. 私たちの結果は異なる実生活設定における脳血行動態変化を監視するためのfNIRSの実現可能性や頑強性に関する以前の研究を拡張する. fNIRS測定の柔軟性と頑強性を示すこれらの予備的な結果は, 応用神経科学の分野における将来の研究に影響を与え貢献すると信じられる.