トレッドミル歩行中の頭皮脳波(EEG)における無視できる運動アーチファクト

Negligible Motion Artifacts in Scalp Electroencephalography (EEG) During Treadmill Walking
Kevin Nathan, Jose L. Contreas-Vidal
Frontiers in human neuroscience, 13 JANUARY 2016

“アクティブ電極頭皮脳波(EEG)に基づく最近のモバイル脳/ボディイメージング(MoBI)技術は,トレッドミルウォーキング,オーバーグラウンドウォーキングやその他のロコモティブタスクとノンロコモティブの全身運動を含むアクティブ無制限運動行動中の脳ダイナミクスの取得とリアルタイム分析を可能である.残念なことに,MoBIプロトコルは,運動アーチファクトを含む生理学的および非生理的アーチファクトを生じやすく,EEG記録を汚染する可能性がある.ロコモティブタスクにおいてこれらのアーチファクトを定量化するためのいくつかの試みがなされてきたが,方法論的な落とし穴のために決定的な結果は得られていない.本稿では,ワイヤレス64 チャンネルアクティブEEG システムと被験者の頭部に取り付けられたワイヤレス慣性センサーを使用して,3つの異なる速度(1.5,3.0,および4)でトレッドミルウォーキング中の頭皮脳波におけるモーションアーチファクトの潜在的な影響を調べた.実験装置は,最先端の市販の機器を使用して優れた測定方法に従って設計され,測定値はフーリエ解析とウェーブレットコヒーレンスアプローチを使用して解析された.先の主張とは反対に,歩行速度が4.5km / hに近づくときには注意が払われるべきであるが,被験者の運動はトレッドミル歩行中のEEG測定に有意に影響を及ぼさなかった.全体として,これらの調査結果は,MoBI 法が神経,認知,およびリハビリテーション工学の応用において安全に展開される方法を示唆している.”