前頭前野と頭頂葉との間の機能的接続は,視覚空間的注意シフトを駆動する

Functional connectivity between prefrontal and parietal cortex drives visuo-spatial attention shifts
Heinen, Klaartje and Feredoes, Eva and Ruff, Christian C and Driver, Jon
Neuropsychologia, vol.99, pp.81-91, 2017

“背部注意ネットワーク(DAN)の正面視野(FEF)がトップダウン選択的注意を導くことは十分に確立されている.さらに,証拠として,腹側注意ネットワーク(VAN)および前頭葉線領域を動員することも知られている.これは注意シフトにおけるFEFの因果的役割を意味する.これらのネットワーク間の中心的なハブとしてのFEFの因果的影響を調べるために,視覚空間的注意シフトのパラダイムの間に機能的磁気共鳴(fMRI)と組み合わせた経頭蓋磁気刺激(TBS)線を適用した.私たちは、右のFEFのTBSは,注意シフトの後に両方のフィールドで視覚的識別タスクのパフォーマンスを損なうことを発見したが,参加者が注意の焦点を維持するために握られたときに左の半分のパフォーマンスしか得られなかった.刺激後20 分,これらの効果が回復した.さらに,TBSは,特に注意のシフトに続いて,両側性FEF,右下肢および後頭頂小葉(IPL/SPL)における神経信号を抑制し
た.刺激直後に,右の被験者と同様に,右のFEF と右のSMG との間の機能的接続性が損なわれた.重要なこと
に,右FEFと右SMGとの間の接続の減少の程度は,注意シフト後の行動と相関していた.この研究の主な所見
は,腹部注意ネットワークにおけるSMG の右FEFからの因果関係を現在の焦点不注意からの離脱を可能にする
ことによって,注意を引いて注意深くシフトさせることを示している.”