近赤外分光法による感情の評価

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Artif Life Robotics (2013),Vol.17,pp.452-456
The evaluation of the emotion by near-infrared spectroscopy
Objective evaluation, Near-infrared spectroscopy, Bayesian network,Emotion

我々の目的は,脳活動に伴うOxy ヘモグロビンの変化から,感情を客観的に評価する技術を開発することであ
る.近年,日本は高齢化が進んでいる.介護を必要とする高齢者は現在よりもさらに加速して増えていくだろう.
特に,意思伝達の機能を失ってしまい,介護を必要とする人の場合に,精神的・身体的苦痛を客観的に評価する
ことが求められる.我々は,被験者に快適・不快適な音刺激を与え,その際の前頭部のOxy ヘモグロビンの濃度
変化を近赤外分光法で計測した.実験の結果により,ベイジアンネットワークを使うことで,Oxy ヘモグロビン
濃度変化から快の状態と不快の状態を判別することができた.このことより,我々は被験者の心理状態を評価する
ことができた.