聴覚皮質の活性化は情動によって調節される:機能的近赤外分光法(fNIRS)研究

Auditory cortex activation is modulated by emotion: A
functional near-infrared spectroscopy (fNIRS) study
NeuroImage, vol.55, no.3, pp.1200-1207, 2011
20160523 katayama

視覚的情動的刺激は,生物がすばやく生物学的に顕著な手がかりを検知することと適切なアプローチもしくは回避行動を開始することを助ける,初期の聴覚皮質領域において高める賦活を誘起する.情動による他の感覚モダリティの調節のための脳機能イメージングの証拠は,欠乏している.それゆえに,本研究の目的は情動的合図によって感覚促進が聴覚領域において見つけることができるかどうか試験することである.被験者がInternationalAffectiveDigitizedSoundSystem(IADS)から選択された,標準化された快,不快そして中性的な音を聞いている間,我々は非侵襲的で静かな神経画像処理技術である機能的近赤外分光法(fNIRS)を用いて聴覚性領域を記録した.快と不快な音は,中性的な音と比較して聴覚皮質の活性化の増加を導いた.複雑な情動的刺激が反応した感覚野の増加した活性は,明らかに視覚領域に限定されるのではなく聴覚領域でもあきらかであることを示唆した最初の研究である.

連続波fNIRS およびイメージング計測機器や方法論のレビュー

Areviewoncontinuouswavefunctionalnear-infraredspectroscopyandimaginginstrumentationandmethodology

Scholkmann, F., Kleiser, S., Metz, A. J., Zimmermann, R., Pavia, J. M., Wolf, U., Wolf, M. (2014). A
review on continuous wave functional near-infrared spectroscopy and imaging instrumentation and methodology.
Neuroimage, Vol. 85, pp.6-27.

20150908 taki

今年はfNIRSおよび機能的近赤外イメージングの20周年の年である.本書の目的は連続波機能的近赤外イメージングの機器及び方法論現在の状態を確認することである.この目的のために,市販の機器および光源や検出器やセンサ装置のような機器の側面の概要を記す.方法論的な側面では,oxy-Hbやdeoxy-Hbの濃度を計算するためのアルゴリズムやデータ解析のためのアプローチもまたレビューする.初期の数年のシングル位置計測から計測機器は最初に2次元,その後3次元に画像化するために進歩してきた.分析の方法もまた,現在使用されているデ-タ解析方法及び画像再構成を複雑化するために簡単な修正ランベルトベールの法則から大幅に変更された.これらの進歩により,機能的近赤外イメージングは広く神経科学の研究に使用されている様式となっており,いくつかのメ-カ-は,市販の機器を提供している.機能的近赤外イメージングは近い将来,単一の被験者での診断が可能となる臨床機器になる可能性が高いようである.