動的機能結合法のシミュレーションと比較

A simulation and comparison of dynamic functional connectivity methods
William Hedley Thompson, Craig Geoffrey Richter, Pontus Plaven-Sigray,Peter Fransson
bioRxiv, pp.212-241, 2017
20171114 katayama

“fMRIのような神経イメージングデータに基づいて,脳の動的機能的結合性(DFC)を定量化することに,現在,関心が持たれている.多くの方法が提案され,適用されており,脳の変動への新しい洞察を明らかにする.しかし,脳内のDFCの根底にある真実は明らかでないため,提案された推定精度に関して多くの懸念が残っている.多くのDFC方法が存在するので,研究間の動的脳接続の差異を評価することは困難である.ここでは,DFC(スライディングウィンドウ,テーパスライディングウィンドウ,時間微分,空間距離,ジャックナイフ相関)を推定するための広範な現在のアプローチをまとめた5つの異なる方法を評価する.特に,DFC分析の重要な特性である時間経過に伴う共分散の変化を追跡する各手法の能力に関心を持っていた.比較されたすべての方法は互いに正に相関していましたが,方法間の相関の強さには大きな違いがあった.将来のDFCメソッドとの比較を容易にするために,記述されたシミュレーションが方法の評価のためのベンチマークテストとして機能することを提案する.
この論文では,Pythonパッケージであるdfcbenchmarkerを紹介する.これは,研究者が独自のDFCメソッドを簡単に提出して比較し,パフォーマンスを評価できるようにするものである.”