女性か男性かによって, メンタルローテーション課題中における皮質の活性は異なるパターンを示す

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Kirsten Jordana, Torsten Wustenberga, Hans-Jochen Heinzeb, Michael Petersc, Lutz Jancke
Neuropsychologia, Volume 40, Issue 13, 2002, Pages 2397-2408

どの認識課題においても, 男性のような性別の違いが最も強い影響を与えることが, 三次元物体のメンタルロー
テーション課題によって分かった. 多くの研究は, メンタルローテーション課題中の機能的な脳の活性を調査して
いて, 性別の違いがそれらに関与すると述べられている. しかしながら, それらの研究において, 男性と女性とでは
全般的な能力のレベルに違いがあるため, 現実を混乱させる要因となった. 対照的に, 脳の機能的な活性について
の私たちの研究は, 三つのメンタルローテーション課題における全般的な能力に差がなかった男女の皮質の活性パ
ターンについて調査した. これらは, 混乱を与えている全般的な能力のレベルの影響を取り除くこととなった. 女
性は, 頭頂間溝(IPS) と上頭, 下頭頂小葉(SPL,IPL) の両方の活性が, 下側頭回(ITG) と運動前野と同じくらい重
要であると示した. 男性は, 右頭頂後頭溝(POS), 左頭頂間溝(IPS), 左上頭頂小葉(SPL) の活性が重要だと示した.
男性女性の両方において, 運動前野が活性を示したが, 男性はさらに左運動皮質の活性が重要であると示した. 活
性が重要でないのは, 下側頭回であると分かった. 私たちの結果は, 能力が同じときのメンタルローテーション活性
時の, 本当の男女差の脳活性化のパターンの違いを示した. そのような違いは, メンタルローテーション課題の解
決において, 性別によって異なる方法を用いることが示唆される.

学習スタイルと性別間のメンタルローテーションタスクにおけるパフォーマンスの脳波ベースの比較

EEG-based Comparisons of Performance on a Mental Rotation Task between Learning Styles and Gender
Frontiers in Education Conference, 2013 IEEE, pp.1176-1182

保持力と多様性は工業学校において重要な問題である.不適な方法で示されたならば,学生の学習スタイルは教材の理解を妨害するかもしれない.学習の仕方の評価は学生の好みを決定する上で有益であるが,認知能力と学生の学習スタイルを関連付ける研究はほとんどない.本研究の目的は,フェルダー=ソロモンによって決定されたインベントリー学習スタイル(ILS)のような生徒の学習スタイルと認知能力の間の関係性を究明することである.実験では,エンジニアリング学生がメンタルローテーションタスクを行なっている間における脳内の神経活性化のエリアを評価するために機能的な脳波記録法(EEG)を使用する.学習スタイルの好みとメンタルローテーションスコアは脳波賦活と関連している.学習スタイルの差は主として性別の違いにおいて観察された.これらの違いのほとんどは,タスク上の同様の実行を示す間に,性と学習スタイルの好みにおける違いで各個人が脳の異なる部分を賦活することが示唆され,実際のタスクパフォーマンスに対立するものとするEEGパターンが示された.

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