認知能力は,cognitive control brain network の機能的組織の変化に関連する

Cognitive ability is associated with changes in the functional organization of the cognitive control brain network
A. Breukelaar, Isabella and Williams, Leanne M and Antees, Cassandra and Grieve, Stuart M and Foster, Sheryl L and Gomes, Lavier and Korgaonkar, Mayuresh S
Human brain mapping, vol. 39, no. 12, pp. 5028-5038, 23 August 2018

認知制御は、日々の社会的および知的機能において最も重要なスキルの1つであるが,これを実行するために必要な行動グループの神経基盤はまだ知られていない.ここでは,18〜38歳(平均:25,SD:±6)の69人の健康な被験者を対象に,選択的ワーキングメモリ課題中に行動試験と脳機能イメージングの両方を使用し,認知制御(背外側前頭前皮質,背側後頭頂皮質,背側前帯状皮質)に関連する脳ネットワークの経時変化を調査した.我々はネットワークの活性化と接続性の変化,この場合は神経発達的に安定したグループの認知制御に関連する行動課題との関係を調査することを目的とした.ワーキングメモリ課題中の前頭頭頂認知制御ネットワークにおける領域間の接続性の増加は,2年間での記憶および実行機能の改善と関連しており,この関連は年齢,性別,ベースラインパフォーマンスの影響を受けないことがわかった.これらの結果は,神経発達,老化,またはターゲットを絞った認知訓練効果がないにもかかわらず,認知制御脳ネットワークの機能的組織の変化が発生し,成人初期から中期に認知パフォーマンスを調節できるということを示している.この変化がどのように,なぜ起こっているのかを理解することは,認知制御能力が時間とともに培われるメカニズムへの洞察を提供する.これは,認知制御が損なわれている場合の改善に役立つ可能性がある.