マインドフルネス瞑想の脳波変動対αニューロフィードバック:偽制御研究脳神経の瞑想とアルファの神経 フィードバック:偽制御研究

EEG Dynamics of Mindfulness Meditation Versus Alpha Neurofeedback: a Sham-Controlled Study
Chow, Theodore and Javan, Tanaz and Ros, Tomas and Frewen, Paul
Mindfulness, Vol.8 No.3, pp572-584, 2017

“マインドフルネス瞑想(MM)と脳波アルファニューロフィードバック(NFB)は両方とも,注意パフォーマンスを向上させ,8-12Hz におけるα波の全振幅を増加させることが示されているが,α波または注意制御の調節に対する効果におけるMMとNFB を比較した研究はない.61 名の大学生をランダム化して15 分間の単一セッションMM(n = 24),NFB(n = 17),または偽-NFB(SHAM; n = 20)介入を行い,Stroop 試験の実行中はもちろん,5 回介入するの3 分間のエポック介入も15 分間の単一セッションのどちらも完了するまでα波のフルバンドおよびサブバンドの振幅において比較された.MM およびNFB 参加者は,最終介入期の間にSHAM 参加者と比較してより高い全体的なフルバンドアルファ振幅を示したが,サブバンド振幅についてはグループの差異は観察されなかった.運動能力に群間差がない場合,MM参加者は,Stroop 課題における刺激後200 400ms の前頭皮質内の上部アルファバンドのERD がより低く,介入中に示された上部アルファ振幅と相関する効果を示した.今後の研究の方向性が議論される.”

注意タスク中の瞑想者と非瞑想者のDefault mode network 接続の違い

Differences in Default Mode Network Connectivity in Meditators and Non-meditators During an Attention Task
E.H. Kozasa, J.R. Sato, T.A. Russell, M.A. Barreiros, S.S. Lacerda, J. Radvany, L.E. Mello and E. Amaro
Journal of Cognitive Enhancement, pp. 1-7, 2017.
20171023tmiyoshi

健常者の非自己参照目標指向タスクの間,Default mode network(DMN)の活動は低下する.本研究では,注意パラダイムの間に,定期瞑想者と非瞑想者のDMN の機能的なつながりの違いを調べた.年齢,学歴,および性別の一致する定期瞑想者と非瞑想者に,機能的核磁気共鳴イメージング(fMRI)に適合したStroop Word-Color Task(SWCT)で視覚的に提示した単一のワードの色を答えさせた.タスクは,参加者が瞑想していないときに行われた.>画像データに基づく回帰分析は,後部帯状皮質(PCC)と左右の頭頂小葉との結合が,定期瞑想者と非瞑想者を識別するのに有用であることを示した.グレンジャー因果関係の結果は,PCC に活動が右外側頭頂皮質における活動を予測するための情報を含み,この予測の正確さは,非熟練者よりも定期瞑想者において高いことを示した.これは定期的な瞑想において,これらの2 つの領域間の強いつながりがあることを示す.定期瞑想者とは対照的に,非瞑想者ではPCC は左頭頂部の領域に影響され,この領域は非瞑想者のPCC によってより影響される.グループ間のDMN におけるこれらの機能的接続性の差異は,瞑想者と比較して非瞑想者のSWCT に,より高い頻度の注意散漫が存在する可能性が示された.

瞑想と注意タスクに関連する前頭前野の血行動態反応

Hemodynamic responses on prefrontal cortex related to
meditation and attentional task
Frontiers in systems neuroscience, vol. 8, 2014
20170612_sfujii

近年のニューロイメージング研究では,瞑想が前頭前野において局所的な脳血流を増加させると述べている.現
在の研究では,認知課題中の前頭前野における相対的な血行動態変化を評価するために機能的近赤外分光法を用
いた.18~30 歳の健康な男性被験者22 名は20 分間の瞑想とランダム思考の前後にStroop 課題を行った,反復
測定のANOVA が行われ,続いて「間」と「後」,「前」の状態の平均値において多重比較補正のためにボンフェ
ローニ法による事後解析を行った.瞑想の間は右前頭野に関して,デオキシヘモグロビン濃度が減少し,オキシ
ヘモグロビンとトータルヘモグロビン濃度は増加した.ところが,ランダム思考中は右前頭野においてトータル
ヘモグロビンの濃度が減少し,デオキシヘモグロビンが増加した.反応時間の平均は,瞑想後トータルヘモグロ
ビンにおける減少に付随するStroop 課題中はより短く,注意に関連するタスクではパフォーマンスと効率の向上
を示唆した.我々の知見は、前頭前野の活性化に関連した瞑想が脳血流を増加し,パフォーマンスを向上させる
ことを実証した.