ヒト BOLD 血流反応の変化

The Variability of Human, BOLD Hemodynamic Response
NeuroImage, Vol. 8, No. 4, pp.360–369, 1998
20160704 syoshitake

短時間での神経活動に対する脳血流動態反応は遅延し,時間的に分散されている.これらの反応の特殊な形状 は,fMRI 実験で BOLD 信号の設計や解析で重要である.fMRI スキャンを利用して,私たちはイベント関連の単 一反応タスクでの被験者の中心溝からの血流反応の特徴と変化を調べた.具体的には被験者や日付,同日でのス キャンセッションの血流反応の形状変化への寄与を決定する.私たちは被験者全体で集めた反応では,形状の重 要かつ実質的な変化がありながら,1 人の被験者での複数のスキャンでは集められた反応は少ない変化であること が分かった.事象関連 fMRI 実験での解析精度や特異性での反応変化の効果という観点で結果の議論を行った.

感覚の同期:タッピングのレビュー論文

20150512 murakami

Sensorimotor synchronization: A review of tapping literature

Psychonomic Bulletin Review, Volume 12, number 6, Pages 969-992, 2005

感覚の同期(SMS)は知覚と行動のリズム的な同期であり,いろいろな状況で起こる.特に音楽やダンスにおいて目立って見られる.研究室では,しばしば指のタッピングを音刺激に合わせる研究がされている.このレビューはタッピング課題を含んだ理論と実証結果をまとめている.8つのセクションは意図, 速度制限, 負の平均非同期,変動性,誤差修正モデル,摂動研究,SMS の神経相関,およびSMS モデルを扱っている.この中心的の理論問題は,どのように知覚情報を特徴づけるのが最も良いのか,またヒトがSMS に達し,維持する内的な過程を考察している,最近の研究ではSMS はヒトの認知制御の程度で異なる二つの誤差修正過程(位相補正と時間補正)によって制御されて,異なった脳の回路と関連があることが示唆されている.それらは,行動制御のメカニズムと知覚的な判断と行動の計画を含む意識的な過程の違いを例示している.