耳内EEGを用いた運転者の眠気検知

Driver Drowsiness Detection Using the In-Ear EEG
Taeho Hwang, Miyoung Kim, Seunghyeok Hong, Kwang Suk Park
2016 38th Annual International Conference of the IEEE Engineering in Medicine and Biology Society (EMBC), pp. 4646-4649, 2016.

運転者の眠気監視は,深刻な交通事故を積極的に防止するための最も要求される技術の1つである.眠気監視のために脳波(EEG)といくつかの周辺信号が提案されている.しかしながら,各種類の信号は,利便性または正確性のいずれかに関して部分的な制限を有している.最近出現した耳内EEGの概念は,目障りさの減少のために期待を高めている.頭皮内EEGまたは周辺信号と比較して,耳内EEGが眠気検出に十分に有効であるかどうかはまだ不明である.本研究では,ドライバーの覚醒 – 眠気分類における耳内EEGのパフォーマンスを初めて評価を行った.同時に,心電図(ECG)、フォトプレチスモグラム(PPG),および電気皮膚反応(GSR)を含む3つの周辺信号も測定した.これらは測定の利便性において有利である.耳内EEGを用いた分類分析は,個々の頭皮上EEGチャンネルのそれに匹敵する高い分類精度をもたらした.ECG,PPGおよびGSRは競争力のある性能を示したが,対の組み合わせで同時に使用された際のみであった.本発明者らの結果は,眠気監視のために,耳内EEGが単一チャネルEEGまたは個々の周辺信号に代わる実行可能な代替物であることを示唆した. /home/git/personal/kyoshioka/LiteratureSearch/2018/mtg0228

導電性布地ベースドライ電極を用いたドライバーECG測定システム

Driver ECG Measuring System With a Conductive Fabric-Based Dry Electrode
You-Jun Choi, Jae-Yeol Lee, Seung-Hyun Kong
IEEE Access, Volume 6, Page 415-427, October 2017

自動車メーカーがドライバー状態の監視を目的として心電図(ECG)信号を測定する際に使用するドライ電極には,3つの技術的な問題がある.取り付けの柔軟性がないこと,ECG信号検出の安定性が低いこと,ドライバーを傷つける可能性があることである.さらにSNRを改善し,ECG信号検出の安定性を高め,電極のより広いダイナミックレンジを確保するために,自動車製造業者が採用している複雑な信号調整回路は,ドライバECG測定システムのコストおよび複雑さを増加させている.本論文では,電気メッキ法で製造された導電性布地の乾燥電極材料で覆われたステアリングホイールを使用して,これらの3つの技術的問題を解決するドライバECG測定システムを提案する.さらに本研究では,アタッチメントの柔軟性を向上させ,必要な信号調整回路のコストおよび複雑さを低減することを目的とし,布地の乾燥電極の開発において導電性の布形成手順を採用している.提案されたシステムのECG信号測定性能を,臨床ECGモニタリングシステムからのECG信号測定結果と比較することによって検証する.さらに,従来のECG測定システムよりも簡易な信号条件回路を適用した際にも,実際の運転環境での様々なフィールドテストにより従来のECG測定システムより高いSNRとECG信号検出安定性を実現することを確認する.