活動内容

近年,多くの科学分野において,テクノロジーの発達に伴うコンピューティング環境の急速な進化と,情報量の増大が顕著になっており,特に衝突,熱流体,構造解析などのシミュレーションにおける大規模な解析や,CAE (computer aided engineering:コンピュータ支援エンジニアリング)の分野において,高速かつ大容量の処理を可能とするHPCプラットフォームが求められています. その一方で,HPCは,従来高価かつ専門的な知識を必要とする限られたソリューションとして提供されてきたこともあり,活用に際して予算の多寡や専門知識の有無が障壁となることが多かったのも事実といえます.

このような状況を踏まえて,公共社会への貢献をモットーに産学連携による新事業創出に豊富な実績を有する同志社大学と,安価かつ簡便なHPCプラットフォームとしてMicrosoft Windows Compute Cluster Server 2003(以下 Windows CCS 2003)の提供に向けて準備を進めているマイクロソフトや,これまで同志社大学のPCクラスタの構築で実績をあげてきたビジュアルテクノロジー株式会社,アプリケーションベンダーが協力し,同志社大学,寄付教育研究プロジェクトの一つとして,Windows HPCコンソーシアムを設立しました. 同志社大学において,コンソーシアムを設立することにより,先端の技術に関する教育的な効果と先進的な研究の推進が期待できます.また,大企業だけでなく,中小企業も含めたHPCの普及を広く図るとともに,計算機活用の裾野を広げ「ものづくり」を基盤とする日本産業活性化の一助となるべく,本産学連携の活動も展開して行きます.

活動の流れ
本コンソーシアムでは,次のような手順で活動を行います.
  1. コンソーシアム設立団体を中心に,Windows CCS 2003をOSとする小規模クラスタを構築し,同志社大学内に設置します.
  2. コンソーシアム設立団体を中心に,上記のクラスタにアプリケーションを用意します.
  3. 利用申請をしてしていただき(利用方法について確認作業あり),実験的にクラスタを利用していただき,稼動・性能検証をしていただく.
  4. 上記の検証結果で可能なものは公開する.
  5. コンソーシアム推奨ハードウエア構成データの公開を行う.
  6. 各種,講習会の開催を行う.
  7. 上記の活動を通じて,教育・研究活動の発展に努めます.

ステップ3の利用申請については,開始時期,手続き,詳細などを検討中です.
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